colorful library

人生を自由に生きたいと思った女子大学生が好きなアイドルや思ったことをかいています。

アリーキャットの感想

映画「アリーキャット」を観てきた。
窪塚×降谷(DragonAsh)がW主演って、一体どんな作品になるのか全く検討もつかなかったけど、二人の存在感が不思議と話に溶け込んで、違和感なく見られた。

ドラマならではのセリフ回しや説明的な紹介が一切ないのと、冴子(市川由衣)の事件にマル(窪塚洋介)の過去がするっと巻きついてくる軽さがフラットな気持ちにさせてくれた。ストーリーはドタバタで、殴るし、発砲するし・・・なのに見終わった後のこの清々しさはなんだろう。明確なハッピーエンドは用意されてなかったのに。

あ、でも劇中のラストに、リリィ(降谷建志)のところから戻ってきた飼い猫に向かってマルが「お前は何回生まれ変わるんだ、俺は3回目だよ」って言ったのはハッピーエンドを表してるのかな、って思った。1回目はボクサーの自分、2回目はボクサーを引退してバイト生活の自分、3回目は冴子と共に歩む自分、って意味だろうし、冴子とリリィに出会ったことで、腐ったバイト生活から抜け出せたってことだと私は解釈した。

まぁそんな解釈を頭に浮かべていたら、「なんだ、人間って少しのきっかけでやり直せるじゃん」って私は思えた。過去にこだわったり、今に不安を持ちながら過ごして「このまま自分の人生って終わっていくんだ」って思いがちだけど、そんなことなくて、やり直しながら青臭く生きることだってもっと本当はできる。どんなにくだらないことでも「あー!楽しい」って感じる瞬間を軸に少しずつ前に進めたら、どんな形でもいいんじゃないかなぁって感じたな。

上映館数少ないので、観にいくならお早めに!