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人生を自由に生きたいと思った女子大学生が好きなアイドルや思ったことをかいています。

北野武の「上手い役者は自分の演技を持っている」に共感した話

この言葉はcakesというサイトで「北野武が語る一発勝負の演出論」という連載の中から抜粋したものです。


よく役者には役そのものになりきる“憑依型”が求められて、キムタクのような自分の素に役を近づける“自然体型”は「いつも同じ演技だ」って揶揄されがち。

だけど、北野武は“自然体型”の演技を求めてる人なんだなと思う。

私も正直なところ、“自然体型”を求めて役者さんを見てる。
なんでかって、武さんも記事の中でいってるけど“憑依型”だとただの「モノマネ」になっちゃう人が多いから。

特に悪役は演技がテンプレ化されてて、
・目を見開く
・奇声をあげる
・顔を上に上げて威圧感を出す
ばっかり。

でも実際、そんな子供向けアニメみたいな分かりやすい悪役だけが世の中にいるとは限らない。

真顔で人を傷つけるような落ち着いた悪人だっているかもしれないし、その役によって悪役っていっても多種多様。

それにコツを押さえれば誰でもできるテンプレの演技でいいなら、その役者である意味は薄れる。
だから、自分の演技を持ってる人が必要になってくると思うんだ。



私は自分の演技を持つことって、結局演技してるように見えない演技をすることだと思う。

「素なんだけど、素でもない」
そういう感覚を与えることが大事な気がする。

最近だと高橋一生さんがそういうお芝居かも。話し方が役の時と素の時でほとんど変わんないから。


私たちは演技=嘘をつくことだと思いがちだけども、役者=表現者だから自分をどれだけ上手く表現できるかが勝負の仕事だと思う、本来は。
そこを理解した上でお芝居を見ると、また見方が変わってくるんじゃないかな。